戸畑の町の紹介2011年6月15日 16:50

戸畑区は、北九州市のほぼ中央に位置し、面積は約16.7k㎡、人口は約66,000人。北部は区の面積の約45%をしめる新日本製鐵八幡製鐵所があります。
西部の洞海湾に面した地域には日本水産、東洋製罐、明治製菓、旭硝子など、多くの会社や工場があり、これらを加えると戸畑区の面積の約57%が工業用地になっています。 戸畑区は、明治時代の中ごろ(1980年代)までは農業と漁業をいとなむ、人口の少ない静かな村でした。
 1901(明治34)年、八幡村に八幡製鐵所が建設されてから、戸畑に明治鉱業、戸畑鋳物(のちの日立金属)、旭硝子、日本水産など、多くの会社や工場がつくられて、工業都市としてめざましく発展しました。戸畑には日本の経済、産業を支えていた企業も多くありました。
 現在は、21世紀に向かって新たな産業を育てるために、北九州テクノセンターを中心にあらたな事業への取り組みが進められています。

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1996(平成8)年、戸畑区中心部


戸畑と言えば戸畑祇園大山笠。国の重要無形民族文化財に指定されており、博多祇園山笠、小倉祇園太鼓とともに福岡県夏の三大祭りと称され、全国的に有名な祭り。
200年の歴史を誇り、昼は幟大山笠、夜は古式ゆかしい大段に重ねた光のピラミッドに姿を変えて「ヨイトサ、ヨイトサ」のかけ声とともに進んでいく姿は圧巻です。

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国指定重要無形文化財 戸畑祇園提灯大山笠